坂本宿脇本陣永井家記念館が5月で、オープンして1年がたちました。心配や不安がある中でのスタートでしたが、あっというまの1年でした。地元坂本の皆様や、多くの方々にご協力していただきました。あらためて皆様に感謝申し上げます。

 また、見学にいらしたお客様も、
「こんなに展示物があって驚きました」
「説明を受けながら案内をしてもらって、とてもよかったです」
「記念館の外観からは想像がつかない室内の展示物でした」
などのお声をいただくと、1日の疲れが吹きとび、記念館をオープンしてよかったと思いました。

永井家記念館では1周年記念として
特別企画展を開催することになりました。
坂本が生んだ三大文人の一人
武井九夏の書画を坂本上宿「あらかわ屋」の
荒川邦孝氏よりお借りした10点を展示して
特別企画「武井九夏」展を

5月23日(土)~8月30(日)まで

開催したします。

 これらの書画を展示するにあたって、荒川氏はもとより記念館のスタッフの資料収集などの頑張りによって開催することができました。5月17日には地元坂本の皆さん20数名においでいたき、武井九夏とはどのような人であったかを簡単に説明し、九夏の書画を見ていただきました。「お茶を飲みながら、九夏さんの書画を見られて楽しかった」と、心がほっこりする言葉をいただきました。 多くの皆様に見ていただき、坂本の誇る文人武井九夏ことを知って頂ければ幸いです。

2026.05.17 武井九夏の説明会

2026.05.24 上毛新聞より

【武井九夏】 (文化12年・1815~明治37年・1904)
坂本宿が生んだ三大文人(中村碓嶺・武井九夏・佐藤鹿鳴)の一人で、7歳で学問を始め、9歳で中村碓嶺に俳諧を学び、熊野皇大神社社司水澤清敏から国学と和歌を学び、思想家・兵学者・書家の佐久間象山から漢籍や顔真卿の書法を学び、日光例幣使勅使の公家と詩文を交わし、皇室に和歌を詠進するなど、89歳で亡くなるまで歌や書画に親しんだ人物です。